ふなやまペインクリニック
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ことほぎ便り


2012年 10月号
2012年 10月号


日増しに秋も深まり、朝夕は肌寒く感じるようになりました。時折感じる秋風が気持ちのいい季節になりました。
今月は『帯状疱疹(たいじょうほうしん)』についてです。

【帯状疱疹とは】
帯状疱疹とは、水ぼうそうを起こす原因ウイルスと同じ水痘・帯状疱疹ウイルスによっておこる皮膚の病気です。 水ぼうそうは、多くの人が子供の頃にかかりますが、症状が治まってもウイルスは知覚神経の奥にもぐりこみ潜伏します。何十年か後に、過労やストレス、加齢などにより免疫機能が低下した時にウイルスが活性化されて発症します。腹部に発症した場合、皮膚に帯状の発疹や水ぶくれをつくることから『帯状疱疹』といわれます。 *以前は50歳以上の方に多い病気でしたが、最近では20~30歳代の若い年代にも増加しているといわれています。

【帯状疱疹の症状】
症状は皮膚に刺すような痛みや、ピリピリ、チクチクしたような感じが起こることから始まります。 次に、痛みを感じた場所に赤い発疹ができ、小さな水ぶくれとなって帯状に広がります。症状が現れるのは体の左右どちらかの片側だけです。胸から背中にかけて最も多くみられ、全体の半数以上が上半身に発症します。また、顔面も発症しやすい部位です。 皮膚症状は、水ぶくれからかさぶたになって治まります。痛みが起こり始めてからかさぶたが治るまで、約3週間~1ヶ月かかります。多くの場合、強い痛みを伴いますが、ほとんどの場合、皮膚症状の消失と共に痛みもなくなります。

【帯状疱疹後神経痛】
皮膚症状が回復しても痛みだけが残り、いつまでも続く場合があります。発症してから3ヶ月経過しても痛みが残る場合を『帯状疱疹後神経痛』といいます。 痛みは絶え間なく続く場合もあれば、間があくこともあります。痛みの現れ方は人によってまちまちですが、ひどくなると痛みで他の事が手につかなくなることもあります。 高齢者ほど帯状疱疹後神経痛になる確率が大きくなります。できるだけ早く治療して痛みが記憶として残らないようにすることが大事です。

【帯状疱疹の治療(抗ウイルス薬)】
発疹に気づいたらできるだけ早めに(3日以内が特に有効です)受診して、抗ウイルス薬によって治療を開始することが大切です。 抗ウイルス薬は、ウイルスをなくす薬ではなく、ウイルスの増殖を防ぐための薬です。発疹に気づいた初期の段階で服用することで、皮膚症状も軽くすみ、『帯状疱疹後神経痛』が残る確率も低くなります。

【帯状疱疹の治療(神経ブロック)】
神経ブロックとは、痛みを感じる部分の神経組織やその周囲に局部麻酔を注射して痛みを抑える方法です。局部麻酔によって一時的に神経の興奮伝導を遮断すると、痛みを感じないために神経が休息できます。その結果、痛みで緊張していた患部の血行もよくなり、痛みを和らげるとともに、炎症を抑え、神経の回復を図り、症状が改善されます。 また、神経ブロックの中には交感神経(緊張すると優位になる神経)を直接ブロックして血行をよくするものもあります。星状神経節ブロック、硬膜外ブロックがこれです。 ・顔に痛みがある場合・・・『星状神経節ブロック』『三叉神経ブロック』等 ・体幹に痛みがある場合・・『硬膜外ブロック』『肋間神経ブロック』等

《神経ブロックの効果》
神経ブロックの局所麻酔薬で痛み部位の筋肉をほぐし、血流を改善させます。広がった血管を通して酸素やたんぱく質などの栄養を痛い場所に効率よく運び、痛んだ神経や筋肉を自然に治癒するより早く回復させることが可能になります。ブロック治療とは単なる対症療法ではなく、自分で自分の痛い場所を治そうとする自然治癒力をサポートします。また、薬物療法などに比べて、痛みの部位に限局して高い効果を示すため、全身への影響が少ないという利点もあります。


痛みを我慢すると、痛みに対して過敏になり、普通は痛みとして感じない程度の刺激に対しても過敏に反応して、治りにくい痛みになってしまいます。 我慢しないで、どんな痛みなのか医師に詳しく説明し、痛みに応じた治療を受けるようにしましょう。

当院でも毎年季節の変わり目に帯状疱疹の患者様が多く受診されます。何か気になる事がございましたら、スタッフにお気軽に声をかけてください。 また、当院では帯状疱疹の予防接種も行っております。

お知らせ
インフルエンザの予防接種の予約受付を開始しました。

2012年 9月号


暦の上では秋ですが、まだまだ厳しい暑さが続いています。この時期は、暑さで抵抗力が落ちたり、冷たい物を摂り過ぎて胃腸障害を起こしやすくなっています。そんな時に気を付けたいのが『食中毒』です。春先から増えてくる食中毒ですが、昨年一年間で最も多く食中毒が発生したのは9月でした。年間4万人近くの患者がでる食中毒は、家庭で起こることが意外に多く、3分の1は家庭で起こっています。 今月は『食中毒』について、予防法や対処法をお伝えします。

【食中毒とは】
食品・添加物・器具・容器包装に付着した、微生物・化学物質・自然毒を摂取することによって起きる、急性の健康被害のことをいいます。

【多く見られる原因菌】
原因菌        サルモネラ菌       腸炎ビブリオ       黄色ブドウ球菌       ウエルシュ菌 潜伏期間       6~72時間       5~20時間       1~6時間       12時間以内 注意食品       卵・肉など       魚介類など       食品全般       土壌・下水など

【主な症状】
感染してからある一定の潜伏期間の後に、下痢・腹痛・嘔吐・発熱などの症状が現れます。

【予防】
3原則は細菌を 「付けない」・・・十分な手洗い、食材・調理器具の洗浄 「増やさない」・・食材の保存環境・温度の適正な管理 「やっつける」・・十分な加熱、調理器具のこまめな殺菌・消毒

買い物
・衛生管理の良い店で、新鮮な食品を買う。 ・生鮮食品は、買い物の最後に購入し、できるだけ早く家に帰る。

保存
・要冷凍・要冷蔵の食品は、帰宅後すぐに冷蔵庫へ。 ・冷蔵庫は詰めすぎない。 ・食品は早めに使い切る。 ・扉の開閉は少なくする。

調理前
・洗える食材は流水でよく洗う。 ・手、まな板、包丁、ふきんなど調理器具はこまめに洗う。特にまな板は、包丁のきず目に細菌がたまりやすいので、熱湯消毒をこまめに行なう。

調理中
・食材は直前まで冷蔵庫で保管する。 ・生の肉、魚介類と他の食材を分けて取り扱う。 ・食品の中心部まで75度で一分間以上加熱する。

食事
・できるだけ作り立てを食べる。 ・室温に長く放置せず早めに食べる。 ・作り置きのものは、必ず冷蔵、または冷凍保存し、食べるときには必ず中まで充分に火を通す。

食後
・調理器具や食器はできるだけすぐに洗い、調理台や三角コーナー、シンクも毎日洗浄し、清潔な状態に保つ。(塩素系の漂白剤などで消毒するとよい。) ・残った料理は、必ず冷ましてからラップをかけて冷蔵庫で保管する。

体調管理
・体調を崩し胃酸の分泌が衰えていると食中毒にかかりやすくなるので、普段から十分に休養をとって過労を避ける。

【応急処置】
水分補給・下痢や嘔吐が続いた場合は、脱水症状を起こしやすくなります。塩をひとつまみ入れた重湯や、薄めのスポーツドリンク、常温にさましたお茶などを摂ります。(冷たい水や清涼飲料水は、胃や腸を刺激するので避けてください。)

【早めの受診】
食中毒は、軽い消化器官の症状の場合、一般に2~3日で症状が軽減し、自然に治ります。しかし、重症化すると血便や高熱、ショック症状、意識障害が現れることもあります。また、自己判断で下痢止めの薬を飲んでしまうと、原因菌や毒素が腸内にとどまってしまい、症状が悪化してしまう場合があります。怪しいと思ったらすぐ医師の診断を仰ぎましょう。

秋は、行楽・運動会・お祭りなど何かとイベントも多く、野外で食事したり調理したりする機会も多くなります。衛生面に気を付けて、食欲の秋を満喫しましょう。

2012年 8月号


日毎に暑さが増し、熱帯夜も続くようになりました。今年も節電を意識してエアコンの使用を控え、寝苦しい夜を過ごしている人も多いのではないでしょうか。今月は蒸し暑い夜に備えて『熱帯夜の快眠対策』をいくつかご紹介します。スムーズに眠りにつくには、1~2時間前から脳をリラックスさせることが大切です。

■ぬるめのお風呂に入る
・お風呂に入ると、体の表面温度は上がるものの、逆に深部の体温は下がって安静状態になり、眠りに落ちやすくなります。眠りにつく1時間くらい前に38~40度くらいのぬるめのお湯に20~30分入ることをおすすめします。 ・足浴も血液循環をよくするので効果的です。

■ふとんに入る3時間前には食べない
・睡眠中に胃腸を働かせると、エネルギーがそちらに消費されるため深い睡眠がとれなくなります。タンパク質や脂肪の消化には2~3時間要するので、食事をとる時間に注意しましょう。

■強い光を避ける
・人の体は光を浴びることで覚醒します。テレビやパソコン、携帯のディスプレイの光でも目が冴えてしまうので、眠る前は明るさを抑えたり、使用を控えたりしましょう。室内の照明も少し暗めにすると効果的です。

■寝具を変える
  ・綿は空気中の水分や汗を吸うと熱を発する性質があるため、布団やシーツ、枕カバーなど風通しの良い《麻》素材の物に変えると快適に過ごせます。 最近では冷却効果のある布団やシーツも売られていますので、好みの物を探すのも楽しそうです。

■室温26℃、湿度50~60%
・エアコンをONにしたままで眠ると、腰痛・腹痛・関節痛・胃腸障害・肌荒れなどが起こります。また、風邪をひいてしまったり、寒くて目が覚めるという方も多いようです。 寝室のエアコンは日中の設定より少し低い26℃に設定し、寝付いた後3時間で切れるようにタイマーをセットします。直接体に当たらないように、寝床の位置を工夫してください。 ・扇風機はエアコンの消費電力20分の1です。気流を作ると湿度が下がるので、足元に弱風を送るようにして、3時間後に切れるようにタイマーをセットします。エアコンが苦手、という方におすすめです。

■香りを楽しむ
・ラベンダーやカモミールなどのアロマオイルは鎮静効果があ るので、お風呂に入れたり、ティッシュに垂らして枕元に置くと寝つきよくなります。(余談ですが、皆様がリラックスできるように、当院の待合室と洗面台にエッセンシャルオイルが置いてあります。)
『睡眠』は体の疲れをとり、脳を休めるための大切な時間です。ストレスや疲れを解消するだけでなく、体を修復し、新陳代謝を促して、免疫力を高める役割もあります。ぐっすり眠って、元気に夏を乗り切りましょう。

■お知らせ
8月8日(水) 一日診療
8月10日(金)~15日(水) 休診

◆まだまだ暑い日が続きます。脱水症状や熱中症にならないように意識的に水を飲む習慣をつけましょう。特に起床時・就寝前・入浴前後は水分が不足しているので、水分補給をするように心がけてください。「トイレが近くなるから」と我慢すると、のどが渇いて一度に飲む量が増えます。トイレを気にせず、コップ1杯を目安にこまめに水分補給しましょう。


2010年 6月号


日中の暑さがかなり厳しくなり、体調など崩されたりしていませんか?水分はこまめにとりましょう。梅雨に入りますと寒い日も続いたり、温度差が激しい日が続きますが体の冷えには気を付けて下さい。今回はH22年度甲府市の個別方式による健診です。予約が必要になりますので受付にご相談下さい。

当院で健診を希望される方は受付窓口か電話にてお申し込み下さい。
《その際に以下の点を確認させていただきます》
(1)保険加入証の確認
(2)がん検診希望の有無(対象になる検診項目)
個別健診対象者
☆後期高齢者医療加入者75歳以上の方
☆国保加入者65~74歳の方
(受付期間)
H22年7月1日からH23年1月31日までとなります。
肝がん検診〔腹部超音波〕エコーは毎週(土)の午前
個別健診は(月)(火)(木)(金)の午前
【健診の流れ】☆胃がん検診は当院では出来ません。
問診(医師の診察)⇒身体測定・血圧検査⇒尿・血液検査⇒心電図⇒

生活機能評価(国保加入者は要介護認定を受けていない方が対象となります)

肺がん検診・胸部レントゲン(40歳以上の希望者)⇒

肝がん検診・腹部超音波エコー(男性40歳 女性50歳以上)⇒

大腸がん検診・便容器を渡します。(40歳以上)⇒

前立腺がん検診(50歳以上 男性)⇒

肝炎ウイルス検診(これまでに肝炎検診を受けたことのない方)⇒

【持ち物】
受診券・問診表(全て記入)・保険証・介護保険証・負担金など

【負担金】
後期高齢者医療加入者 無料
国保加入者 1,000円
☆肺がん検診 無料
☆肝がん検診 1,000円
☆大腸がん検診 500円
☆前立腺がん検診 1,000円
☆肝炎ウイルス検診 無料

【検査結果】
郵送もしくは窓口でのお渡しとなります。(お時間がかかりますがご了承下さい)
内容で不明な点がございましたらご連絡下さい。

☆8月夏季休暇のお知らせ☆
8月14日(土)15日(日)16(月)17(火)18(水)19(木)の6日間
診療をお休みさせていて頂きます。ご迷惑をお掛け致しますが宜しくお願いいたします。
8月20日(金)より通常通りの診療となります。

2010年 5月号


毎日暑い日が続き、ゴールデンウイークが近くなってきましたが何か計画立てましたか?連休中はまだまだ雨が降るとかなり冷え込みますので、さっと着れるような上着などもって行かれるといいでしょう。水分補給など忘れずにこまめにとりましょう。今回は下痢・便秘についてです。

【便秘や下痢を繰り返す場合】
便通は一般に、1日1回が理想的と言われます。個人差があるので数日に1回あっても、排便後にすっきり感があれば特に問題はありません。しかし、排便時に腹痛があったり、排便後にすっきり感がない場合は「便通異常」と考えられます。また、下痢や便秘を繰り返したりする場合も便通異常といえます。 このような便通異常を引き起こす病気はいろいろあります。しかし、検査をしても腸内に炎症や潰瘍などの病変が見当たらないのに、便通異常が続いたり、繰り返したりする場合は、「過敏性腸症候群」と考えられます。 【ストレスが関係していると考えられる】
過敏性腸症候群の原因ははっきりしていませんが、多くの場合ストレスが関係していると考えられます。大腸の働きは、自律神経が調整しています。 しかし、強いストレスがかかると、自律神経の働きが乱れてしまい、便通異常を引き起こすのです。過敏性腸症候群は一般に、下痢が続く(下痢型)便秘が続く(便秘型)下痢と便秘を繰り返す(交代型)の3つに分けられます。どのタイプも、腹痛や腹部の不快感を伴いますが、排便後は症状が治まり、すっきりするのが特徴です。

【診断】 便秘や下痢は日常的によく見られる症状で、原因はさまざまです。診断の際は、まず問診で「どのようなときに下痢や便秘が起きるか、便の性状はどうか、腹痛や不快感の有無」などを詳しく聞きます。そのうえで、腸に下痢や便秘の原因となる病気がないかどうかを調べることになります。 【治療】

日常生活に支障が出るほどの症状がある場合、まずは症状をコントロールするために薬物治療が行われることがあります。過敏性腸症候群に用いられるのは次のような薬です。 ☆抗コリン薬、整腸薬、消化管運動機能抑制、調整薬《これらの薬を用いれば、多くの場合は1~2週間ほどで、症状が安定してきます。しかし、それでも症状がコントロールできない場合は、薬の量を調整したり、精神安定薬などを用いたりすることもあります。》 当院では主に(イリボー・ポリフル)など処方しています。 【生活習慣の改善】
過敏性腸症候群では、生活習慣を改善することが非常に大切です。生活習慣の改善ができれば、多くの場合、薬がなくても症状をコントロールできるようになります。 ・規則正しく生活する (早寝早起き、決まった時間に食事をするなどを心がけて生活リズムを整えましょう) ・ストレスを改善する (スポーツや楽しめる趣味など、自分の時間を作りストレスを上手に解消していきましょう) ☆当院からのお知らせ☆

院長学会の為7月2日(金)3日(土)お休みさせて頂きます。 なお7月5日(月)からは通常通り診療致します。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

◇7月から甲府市の個別方式による健診の予約を始めます。 申し込みの方は予約となりますので受付にてお願いします。

2010年 4月号


桜も見ごろになり温かい日が多くなりましたね。雨も続く日があり日中もかなり冷え込む事があります。風邪などひかれたりと、体調を崩し来院される方も多くなりました。まだまだ夜も冷え込みますので外出時には1枚上着を持っていかれるといいですね。今回は更年期障害です。

【更年期障害】 40歳過ぎごろから、50代半ばごろに見られる、閉経前後の女性ホルモン減少に伴う身体的、精神的な諸症状です。とくに、卵巣機能が衰えて、卵巣で作られるエストロゲンが消失することで、体と心にさまざまな影響を及ぼします。症状の出方には個人差がありますが、《のぼせ、発汗、冷え、イライラ、憂鬱、不安感、不眠、めまい、動悸、頭痛》などの不定愁訴が現れます。気力がなくなったり、物忘れがひどくなる人も。体の体調に加えて、家庭環境の変化(子供の巣立ち、親の介護など)や個人の性格といった背景も影響して、つらい症状を引き起こします。また、男性も50歳を過ぎた頃から女性と同じような症状が現れることがあります。女性に比べて緩やかですが、男性ホルモンの減少が影響しています。主に《のぼせ、動悸、性欲の減退、腰痛、不眠、不安感、焦燥感》といった症状が現れます。これからの生活をより豊かにするためには、自分に合った方法で前向きに過ごすことが大切です。

【薬物療法】 漢方療法・・・・さまざまな不定愁訴が現れる場合に有効です。個人の体質、症状にあった薬で崩れた心身のバランスを調えます。

『漢方薬』 イライラや、不安、不眠、気分がふさぐといった精神症状には加味逍遙散
頭痛、めまい、肩こりがあり、のぼせやすく、ときに下腹部に痛みがある人には桂枝茯苓丸
疲れやすく貧血気味で冷えもある場合は当帰芍薬散
などを、個人の体質、体力、症状などにより使い分けます。

ホルモン補充療法・・・体内分泌が減少。消失した女性ホルモンを補い更年期症状を改善します。また、骨粗鬆症の予防にも有効です。

精神安定剤・抗うつ剤・心理療法・・・ホルモン補充療法、漢方療法だけでは回復せず、原因が自律神経性ではなく心因性の場合に有効です。

【予防法】
☆更年期はだれにでも訪れる生理的なものだと割り切って、物事をあまり思いつめないようにしましょう。
☆栄養バランスのとれた食事をとりましょう。
☆睡眠をたっぷりとりましょう。
☆適度な運動を心がけ、体力をつけておきましょう。

【お知らせ】
当院では、算定した診療報酬の区分・項目の名称及びその点数又は金額を記載した詳細な明細書を無料で発行しています。ご不要な方は窓口にお申し出下さい。

2010年 3月号


朝、晩はまだまだ寒く冷え込みますね。日中は暖かいですが、気温の差があり体調を崩しやすいので風邪などひかないよう健康管理には気を付けましょう。 桜もそろそろつぼみがふくらみ花見ができる日がまちどうしいですね。今回は膝の痛みです。

【膝は上半身を支えているうえ、座る、立つ、歩く、走るといった動作に伴う曲げ伸ばしを繰り返しています。それだけ膝には負担がかかり、障害が起こって痛みが生じやすくなります。】

【痛みの原因】
膝の痛みが起こる原因はさまざまですが、大きく分けて「けが」と「病気」があります。膝の痛みを起こす病気で最も多いのは、「加齢」に伴って膝の関節軟骨がすり減る「変形性膝関節症」です。関節軟骨には、骨などとは異なって血流がありません。そのため、損傷した関節軟骨が自然に治癒することは困難で、放置すると、さらに関節軟骨はすり減って膝の痛みが強くなります。さらに悪化すると、日常生活に支障を来たすようになり、介護が必要になったり、寝たきりになったりすることもあります。

【痛みの起こり方】
(変形性膝関節症になると)関節軟骨がすり減ったり、半月板が断裂すると、そのかけらが関節内に浮遊し、滑膜を刺激して炎症を起こしたり、正常な軟骨細胞を破壊します。また「骨棘」と呼ばれる骨のとげができて、関節包や骨膜を刺激します。そして、成分が異なる関節液が多くつくり出され、いわゆる〔膝に水がたまる〕状態になります。健康な人の関節液の量は2~3ml程度ですが、炎症があると20~30mlと過剰にたまります。さらに進行してますます軟骨がすり減ると、骨と骨がぶつかるようになって強い痛みを感じるようになります。

【症状の進行】
初期では起床時に膝がこわばったり、起床して動き始めたときに膝が痛むことがありますが、少し歩くと痛みが治まります。しかし、進行すると「動作中に膝が痛む」「膝の曲げ伸ばしがしづらい」といった症状が現れます。

≪特に注意が必要な人≫ 肥満のある人・・ 膝へ過剰に負担がかかります。重い物を持つような仕事をしている人も、同じように膝への負担が大きくなります。 O脚の人・・・・・・ 日本人に多いO脚は、膝の内側に体動がかかりやすく、内側の関節軟骨がすり減りやすくなります。 女性・・・・・・・・・ 女性は男性に比べ筋力が弱く、膝の構造そのものも小さめです。また、女性ホルモンや、ハイヒールを履いたりするような生活習慣が、膝へ影響を及ぼしているのではないかと考えられます。 【診察・検査】 問診― 膝の痛みが起こり始めた時期や程度、痛みが起こる状況などを詳しく聞かれます。そのうえで、必要に応じた検査が行われます。 画像検査― 膝の痛みが起こり始めた時期や程度、痛みが起こる状況などを詳しく聞かれます。そのうえで、必要に応じた検査が行われます。 血液検査― 関節リウマチが疑われる場合は、関節リウマチによって増える「リウマトイド因子」や「坑CCP抗体」などの血中濃度を調べます。 ☆ 膝の痛みを改善するには、さまざまな治療法があります。それぞれの原因に合わせた対処法を行ったり、治療を受けて、痛みを上手にコントロールしましょう。

2010年 2月号


まだまだ寒い日が続きますが、皆様風邪などひかれたり体調を崩したりしていませんか?だんだん花粉も飛びはじめ鼻水、くしゃみといった症状がでてきたりしますね。春ももうすぐ来る気配です。今回は肺炎球菌についてです。

【肺炎の原因】
肺炎は細菌ウイルスなどが肺の奥にある『肺胞』に感染し、肺胞に炎症が起こる病気です。通常の社会生活を送っている人が、そのなかで細菌ウイルスなどに感染して発症する肺炎を『市中肺炎』といい、市中肺炎を引き起こす病原体は、細菌やウイルスなどさまざまですが、なかでも『肺炎球菌』は最も多く、肺炎の原因となる代表的な細菌です。特に、高齢者の肺炎の原因としては、肺炎球菌の割合が25~40%程度と際立っているのが現状です。肺炎球菌による肺炎は、炎症頻度が高いだけではなく、重症化しやすいという特徴もあります。

【肺炎球菌とは】
肺炎球菌は、体の中に日常的に存在する細菌の1つで、主に高齢者や小児の鼻やのどなどの「上気道」に定着しています。健康な状態では「免疫機能」が働くため、上気道に定着している肺炎球菌は感染症を引き起こすことはありません。何も起こさずに消滅することがあります。ところが体調を崩したりすると、肺炎球菌が感染症を引き起こすようになります。

【症状】
肺炎球菌による肺炎は「症状が突然始まる」のが特徴です。まず、「がたがたと震えるような悪寒を伴う熱」が急に出ます。発熱は40℃以上になることも良くあります。また「せき」が出て、「血液の混じった鉄さび色の痰」が出ます。「胸に鋭い痛み」が起こったり、「全身のだるさ」が現れたりすることもあります。しばしば「息切れ」も起こります。また酸素不足のために「顔や唇が紫になる」こともあります。息切れや顔色などの変化は、呼吸の状態が悪化している兆候なので特に要注意です。

【診断】
肺炎かどうかを調べる検査→『胸部エックス線検査』 原因の病原体を調べる検査→『喀痰グラム染色検査』『尿中抗原検査』

【治療】
いろいろな種類の細菌に幅広く効果を示すタイプの「抗菌薬」を用います。 一般に、抗菌薬での治療は、入院して点滴で行われます。ただし、患者さんの状態によっては、抗菌薬の飲み薬を用いて通院で治療することもあります。 通院で治療している人も、薬を飲み始めて2~3日しても症状が改善しないときには、その時点で再度受診が必要です。

【予防】
高齢者の肺炎予防では、免疫機能を維持することなどに加え、「肺炎球菌ワクチン」の接種が大事です。肺炎の発症を完全に予防することはできませんが、肺炎球菌ワクチン接種は、肺炎の重症化を防いだり、死亡率を低下させることがわかっています。1回の接種で5年以上効果が持続します。重大な副作用はなく、注射部位の腫れや痛み、軽い発熱がみられることはありますが、2~3日で消失します。

☆当院では肺炎球菌ワクチンの接種も行っています。65才以上で甲府市にお住まいの方は市からの補助も受けられます、ご希望のかたは受付にご相談下さい。





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