ふなやまペインクリニック
PAGE TOP



ことほぎ便り


2010年 新年号


新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。患者様におかれましては体調など崩されておりませんか?まだまだ寒さが厳しくなり風邪などをひかないよう健康管理には充分お気をつけ下さい。外出時はマスクをするなど心がけましょう。

【院長より】
新年明けましておめでとうございます。当院は2006年1月5日に開院しまして本年で5年目を迎えさせていただきました。当院のスタッフは医療従事者であるとともに、自分自身の家族同様に患者様の気持ちを理解するよう努めてまいりました。これからもスタッフ一同患者様の心を癒すクリニックになれるよう精進して参ります。本年もどうか宜しくお願いいたします。

【看護師より】
新年明けましておめでとうございます。昨年は来院された方が親しみやすいクリニックを目指し笑顔で日々を送ってきましてたが、皆様から見て私たちはいかがだったでしょうか。今年も笑顔で来院された方が親しみやすいクリニックを心がけていきたいと思います。また今年は『四くばり』をモットーに6名のナースで頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。
一、気くばり
一、目くばり
一、耳くばり
一、心くばり

【事務受付より】
新年明けましておめでとうございます。
昨年の世標を表す一文字は『新』でしたね。
皆様はどんな一文字を思い描いたのでしょうか。
"新"型インフルエンザ流行や"新"しい患者様とお会いできたりと様々な『新』がありました。

当院は開院して5年目を迎えることができました。この4年間様々な痛みを抱えられている患者様とお会いしてきました。
患者様と院長との心の架け橋となれるよう受付スタッフ一同、患者さまの声に耳をかたむけていきますので、お気軽にお話し下さい。
心も癒せられるような受付を目指していきますので、今後とも宜しくお願い致します。

院長、職員11名で今後も皆様と共により良い医療を目指し患者様の御意見、ご要望を頂いて来院して良かったと言っていただけるようスタッフ一同心よりお待ちしております。

2009年 年末号


今年も残すところわずかとなりました。朝、夕の寒さは厳しいですが日中は、まだかなり暖かい日が続いていますね。年末年始と忙しくなりますので、体調には十分心がけお過ごし下さい。今月は帯状疱疹です。

【帯状疱疹とは】
帯状疱疹は、みずぼうそうを起こすウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)に感染して起こる病気です。このウイルスに感染すると、最初にみずぼうそうを発症します。その後、症状は治まりますが、ウイルスは顔や体などの神経節(神経細胞の集まっているふくらみ)に潜伏しており、体の免疫力が落ちたときに再び活動を始め、帯状疱疹を引き起こします。帯状疱疹では、主に胸や背中、顔などの神経の位置に沿って、帯状に赤いみずぶくれ(水泡)が並んで現れます。水疱は3週間ほどでかさぶたとなってはがれ、治ります。また、皮膚症状と前後してピリピリとした痛みも生じます。痛みの程度や出る時期には個人差がありますが、皮膚がよくなっても痛みが残ることもあります。帯状疱疹は、免疫力が低下するために起こります。若い人でも、疲れがたまったときなど、免疫力が落ちたときに起こりますが、患者さん全体で見ると、お年寄りに多い病気です。高齢で発症するほど治るには時間がかかり、帯状疱疹後神経痛も起こりやすくなります。60歳代の患者さんでは、約60%の人が帯状疱疹後神経痛を起こすともいわれています。

【帯状疱疹後神経痛】
帯状疱疹でも強い痛みが起こりますが、帯状疱疹後神経痛はさらに深刻です。 皮膚症状と痛みが消えてから、"風に当たるだけで痛い、痛くて服を着られない"なほどの強い痛みが起こります。皮膚への刺激は、神経線維を通じて脊髄から脳へと伝達されます。神経線維には細いものと太いものがあって、細い神経線維では主に鋭い痛みの情報を、太い神経線維では触覚や振動などの情報を伝えます。これらの神経は、それぞれの情報を「伝達物質」という信号を使って伝えています。脊髄は、それらの刺激のバランスを見て、最終的に脳に情報を伝えます。

帯状疱疹になるとウイルスが神経線維に入り込み、激しく傷つけるため、強い痛みが起こります。その後、ウイルスの活動が治まるとともに傷つけられた神経は修復されますが、患者さんが高齢だったり、神経を再生する力が弱いと、細い神経線維だけが再生されます。その際、太い神経線維も細い神経線維として再生されるため、そっと触れられたような刺激でも「強い痛み」と認知するのです。帯状疱疹後神経痛では、痛みの「記憶」がすでに強く残っており、痛みの悪循環に陥りやすくなります。

【治療】
(神経ブロックやレーザー治療などと併用して、痛みの悪循環を断ち切ります) 顔に痛みがある場合・・・・「星状神経節ブロック」を行います。 体幹に症状がある場合・・・「硬膜外ブロック」が主に行われます。 ☆胸や背中は、額に次いでよく症状が現れるところです。胸や背中に症状が現れたときには、硬膜外ブロックに加えて、肋間神経ブロックもよく行われます。
【効果】

神経ブロックの効果は、ずっと続くわけではないので、繰り返し行う必要があります。しかし、ブロックによって血流がよくなることで、痛みの悪循環が成立しにくくなり、新たな痛みが起こりにくくなります。そうすると、治療の間隔を徐々に広げられます。 『早くに痛みの治療を始めることが大切』 帯状疱疹が起こったら、ウイルスに対する治療とともに、できるだけ早く痛みに対する治療を受けることです。神経痛が出る前に神経ブロックをしておくと、 痛みが起こりにくいことがわかっています。また、帯状疱疹後神経痛が起こった場合も、なるべく早くに神経ブロックを受けたほうがよいでしょう。血流がよくなり、痛みの悪循環に陥らずにすみます。

2009年 10月号


寒さも厳しくなり、夜はかなり冷え込む季節になりました。患者様におかれましたは風邪などひいたりしていませんか?部屋の換気をするなど、体調管理には十分気をつけてください。今月は甲状腺の病気です。

【甲状腺とその病気】
「甲状腺」は、のどぼとけの下辺りにある、蝶のような形をした小さな臓器で、「甲状腺ホルモン」を分泌しています。甲状腺ホルモンには、全身の新陳代謝を活発にして、心身の活動性を保つ働きがあります。この甲状腺の働きに異常が生じて、甲状腺ホルモンの分泌量に過不足が起こることがあります。甲状腺ホルモンが不足した状態を「甲状腺機能低下症」といい、その原因で最も多いのが「橋本病」です。また、過剰な状態を「甲状腺機能亢進症」といい、その原因で最も多いのが「バセドウ病」です。橋本病とバセドウ病は、男性にも起こりますが、圧倒的に女性に多い病気です。病気が妊娠に影響することもありますが、治療で甲状腺ホルモンの量を適切に保てば、健康な人と同様の妊娠・出産が可能です。

【橋本病とは】
甲状腺に慢性の炎症が起こる病気です。多くは首の腫れで見つかります。橋本病の患者さんの約9割では、甲状腺ホルモンの分泌量は低下しておらず、治療の必要はありません。しかし将来、甲状腺機能低下症が起こる可能性があるため、半年~1年間に1回は検査を受ける必要性があります。甲状腺機能低下症が起こり、甲状腺ホルモンが不足している場合には、治療が必要です。

【不足のサイン】
甲状腺ホルモンが不足すると、新陳代謝が低下します。その結果として現れる症状には、「寒さに弱くなる」「気力・活力が低下する」「体・特に顔がむくむ」「皮膚が乾燥する」など、さまざまなものがあります。患者さんによって現れる症状やその程度が異なり、あまり感じていないこともあります。 また、この症状は、ほかの病気で、あるいは特に病気がなくてもあることもあるため、症状だけから甲状腺機能低下症を発見するのは難しいといえます。 甲状腺機能低下症の原因は橋本病であることが多いので、首の腫れで見つかることが少なくありません。首が腫れて見えたら、検査を受けることが勧められます。また、脂質の代謝が低下して「LDLコレステロール値」が上がり(脂質異常症)、薬物療法を行ってもその値が下がらないことで見つかる場合もあります。

【検査と治療】
甲状腺能低下症かどうかは、血液検査で「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」の濃度を調べることでわかります。TSHは、甲状腺ホルモンの分泌量を調節する働きがあり、甲状腺ホルモンが不足すると、この値が上昇します。この検査は、基本的にどの医療機関でも受けられます。甲状腺機能低下症の治療では、甲状腺ホルモン薬の「レボチロキシンナトリウム水和物」を服用して、不足する甲状腺ホルモンを補います。この薬は、甲状腺の働きを改善するものではなく、甲状腺ホルモンの不足を補充するものです。

2009年 9月号


日中は暖かく朝晩がだいぶ涼しくなりましたね。薄着で出掛けても帰りには寒くなっていたりする場合がありますので、体調管理には十分気をつけてください。帰宅時のうがい、手洗いは忘れずにしましょう。今月は鉄欠乏性貧血です。

鉄欠乏性貧血では、軽い動作でも「動悸」や「息切れ」が現れたり、塩辛いものが舌にしみたりする場合があります。これらの症状は食事からの鉄の摂取不足などのほか、「がん」などの病気のサインであることもあり、注意が必要です。

血液中の「赤血球」には、酸素と結合して全身に酸素を運ぶ「ヘモグロビン」が含まれています。「貧血」とは、赤血球やヘモグロビンが減少し、ヘモグロビンの濃度が低くなった状態のことです。貧血の中でも最も多いのが「鉄欠乏性貧血」で、ヘモグロビンの成分である「鉄」が不足し、ヘモグロビンが減少して起こります。鉄は体内でつくることができないため、食事から摂取する必要があります。通常、鉄は肝臓や脾臓などに「貯蔵鉄」として蓄えられており、出血や月経などで一時的に赤血球が不足しても、貯蔵鉄から鉄が供給されるため、貧血にはなりません。しかし、食事から摂取する量よりも失われる量のほうが多い状態が長期間続き、貯蔵鉄も底をつくと、ヘモグロビンの合成が障害されてヘモグロビンの濃度が低下し、鉄欠乏性貧血となります。

【主な原因】 鉄の消費量の増加・・・・女性の妊娠期や、授乳期、成長期など 食事からの摂取不足・・・偏食や欠食、無理なダイエットなど 吸収障害・・・・・・・・胃の切除など 慢性的な出血・・・・・・胃や腸の潰瘍やがんなどの病気

『鉄の消費量の増加などにも原因となるが、胃や腸の潰瘍やがんなどの病気でも鉄欠乏性貧血が起こることがある。』

【症状】 鉄欠乏性貧血になると、「軽い動作でも動悸、息切れが起こる」「すぐ疲れる」「頭が重い」「よくあくびが出る」「肩がこる」などの症状が現れます。 塩辛いものが舌にしみたり、口角炎などができやすくなるのは、鉄欠乏性貧血特有の症状で、そのほかの症状は貧血全体の症状。 鉄欠乏性貧血が進行すると・・・爪がもろくなり、反り返る。氷やせんべいなど硬いものを常に噛んでいたくなる。これらの症状は、鉄欠乏性貧血が進行すると起こることもある。

【検査】 貧血の有無は、健康診断などで行う血液検査でわかります。ただし、数値には個人差があり、たとえ診断基準値より数値が高くても、数年前の自分の数値と比較して徐々に下がっていれば要注意です。貧血と診断されたあと、さらに血液中の鉄の量などを調べることで、鉄欠乏性貧血の有無が診断されます。

【治療】 鉄欠乏性貧血と診断されると、まず原因を調べます。胃や腸の潰瘍やがんなどから鉄欠乏性貧血が起こっていた場合は、その治療を行います。鉄欠乏性貧血の治療では、体内で吸収されやすい鉄を含む「鉄剤」を使用して、血液中の鉄と貯蔵鉄を補います。多くの場合、鉄剤は内服で使用し、1日1~2回服用します。

【食生活】 鉄欠乏状態を改善するためには、治療だけではなく食生活を見直すことがとても重要です。食物に含まれる鉄には、主に動物性の食品に含まれる「ヘム鉄」と、主に植物性の食品に含まれる「非へム鉄」の2種類があります。ヘム鉄のほうが吸収されやすいのですが、両方一緒にとることで効率よく吸収することができます。「ビタミンC」をあわせて摂取すれば、さらに鉄の吸収がよくなります。

☆もし貧血が疑われる症状があれば、必ず医療機関を受診し、鉄欠乏性貧血と診断された場合は、精密検査を受けるようにしてください。

2009年 8月号


毎日暑い日が続いていますが、水分の補給はされていますでしょうか?台風もあまり来なく雨も降らないのでむしむしした日が続いていますね。良い天気が続いていると外に出て散歩やスポーツなどで汗をかきたいところですが、熱中症などには十分注意してください。そこで今月は熱中症についてです。

☆夏になると、「熱中症」を起こす人が増加します。予防のために、熱中症が起こりやすい条件を知っておきましょう。特に高齢者は、室内で日常生活を送っているときにも注意が必要です。

熱中症とは・・・ 私たちの体には、気温の変化に対応して、体温を調節する働きが備わっています。気温が上がったときには、末梢の血流量が増え、皮膚から熱を逃がします。また、汗を多くかいて、それが蒸発することでも熱が奪われます。 暑いときでも、通常はこのような熱の放出によって、体に熱がこもることはありません。しかし、体の状態や環境によっては、熱の放出が十分に行われず、体に熱がこもって、「熱中症」を起こすことがあります。また、熱中症で医療機関を受診した人数を調べた調査では、各年代が受診していますが、10歳代~30歳代、50歳代~70歳代の受診者が多くみられます。

『熱中症と聞くと、屋外での激しい運動や作業中に起こるというイメージがありますが、お年寄りの場合は、自宅で過ごしているときにも熱中症に注意することが大切です。』

熱中症の症状 1度→めまい、立ちくらみ、こむら返しなど 2度→頭痛、吐き気、体のだるさなど 3度→ふらふらする、立てない、意識障害など

熱中症の原因・・・体温調節機能の低下・水分や塩分の不足・高温多湿 の環境・体内の水分量の減少・暑さやのどの渇きを感じにくい・特病や薬物の服用(例えば降圧薬、かぜ薬、咳止めなどの薬が、体温を調節する自律神経に影響を与えたり、発汗機能を低下させることがあります。)
対処と予防・・・(対処法)

意識障害がない場合→1.涼しい場所に移動
2.体を冷やす
3.水分、塩分を補給
4.改善しなければ受診
意識障害がある場合→1.直ちに救急車を呼ぶ
2.涼しい場所に移動
3.体を冷やす


(予防対策)熱中症が起こりやすい時期には、さまざまな対策で、熱中症を予防することが大切です。

・気温、気候に注意
・水分、塩分をこまめに補給
・直射日光を防ぐ
・住居の風通しをよくする


お年寄りの場合は、睡眠中に熱中症が起こることもありますから、就寝前にも水分補給しましょう。また、入浴にも注意が必要です。お年寄りには熱い湯を好む人が多いようですが、熱い湯の場合、多量の汗をかき脱水を起こしやすいので、ぬるめの湯で短時間入浴するとよいでしょう。なお、お年寄りには、家族や周囲の人が注意することも大切です。  

次回号をお楽しみに!!

2009年 7月号


暑さもきびしくなり梅雨明けまじかになってきましたね。暑い日が続きますと熱中症になりやすくなりますので、十分な水分補給を心がけて下さい。今月は坐骨神経痛についてです。

【坐骨神経痛】 坐骨神経痛とは、何らかの原因によって「坐骨神経」が障害されて起こる「痛み」を指し、症状を示す言葉であって、病名ではありません。坐骨神経とは「脊髄」から枝分かれした、腰から下肢へ走る神経でお尻から脚の後ろ側を通ってつま先へと伸びています。この坐骨神経に沿って、お尻から脚の後ろ側全体に広がる痛みが、坐骨神経痛です。お尻だけ、あるいは太ももの後ろ側だけに痛みがあっても、膝から下に痛みがない場合は坐骨神経痛とはいいません。

※坐骨神経・・・「脊椎」は「椎骨」という小さな骨が積み重なってできており、中に神経が通っている。坐骨神経とは、脊椎の腰の部分(第4・5腰椎、第1・2・3仙椎)から枝分かれした神経の束のことでお尻から脚の後ろ側を通ってつま先へと伸びており、これらの部分の知覚や運動機能をつかさどっています。

【主な原因】 1.腰椎椎間板ヘルニア 2.腰部脊柱管狭窄 3.変形性股関節症 4.梨状筋症候群 5.卵巣嚢腫 6.子宮内膜症 など

※腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄で起こることが多い ※腰椎椎間板ヘルニア→腰の痛み、脚のしびれなど ※腰椎脊柱管狭窄→腰の痛み、脚のしびれ、間欠跛行など

坐骨神経が障害されると神経に沿って痛みが起こり、「しびれ」や「筋肉の低下」なども現れる。痛みが起こる原因で最も多いのは腰の病気などです。 ほかにも股関節の病気、腫瘍、女性では卵巣や子宮の病気など、原因はさまざまで治療のためにはまず原因を突き止めて、適切な治療を受ければ痛みは改善できます。 坐骨神経痛がある場合は整形外科や神経内科、ペインクリニックを受診しましょう。

坐骨神経痛の原因を診断するのに最も大切なのが問診です。

【問診】
痛み以外の症状の有無
安静時痛の有無
痛みの経過など
【理学所見】
◆下肢伸展挙上テスト
あおむけに寝て、どこまで脚を上げると痛みが起こるかを調べる。健康な人では80~90度まで上げられるが、痛みのため上げられるのが70度以下になると、腰椎椎間板ヘルニアで坐骨神経が障害されている可能性がある。

【画像検査】
◆レントゲン検査(レントゲン検査では、骨の状態を調べる)
◆MRI検査(椎間板や神経の状態などを調べる)

≪診断が確定したら、その原因に応じた治療を行って行きます≫
◆神経ブロック→硬膜外ブロックなど
◆薬物療法→非ステロイド性消炎鎮痛薬、末梢循環改善薬など
◆理学療法→主にコルセットを使用する(装着すると腰痛を改善でき、動きがよくなる場合は勧められる。痛みがあれば、長く装着しても筋力が低下する心配はない。)
他に温熱療法、運動療法、牽引療法などがある。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

日常生活では体を動かし、椎間板に負担をかけないようにしましょう。ウォーキングなどで体を動かしたり、物事に対する考え方を変えたりしてストレスをためないようにしましょう。姿勢に気をつけ椎間板に負担をかけないように注意しましょう。

2009年 6月号


梅雨に入り、毎日雨が降ったりと、天気がさっぱりしない日が続いていますね。 アジサイもきれいに咲きほこり、私たちの目を楽しませてくれます。気分もめいりがちになりますが、天気のいい日に外に出て思いっきり太陽を満喫したいですね。今月は頭痛についてです。

☆頭痛は、かぜの症状でも起こりますし、くも膜下出血など脳の病気で起こることもあります。こうした原因となる病気のない、いわゆる“頭痛もち”の人に繰り返し起こる頭痛を「慢性頭痛」と呼び、「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」の3つのタイプに大きく分けられます。☆

【片頭痛】
「ズキンズキンと脈打つような強い痛み」がときどき起こる頭痛です。痛みは数時間から数日続きます。起こる頻度はさまざまです。頭の片側のこめかみを中心に広がり、頭や体を動かすと痛みが強まり、吐き気や嘔吐が起こることもあります。 片頭痛は、頭部の血管が拡張して神経が刺激され、血管やその周囲に炎症を起こすことによって痛みを生じると考えられています。

【緊張型頭痛】
「頭が締めつけられるような痛み」が毎日のように起こります。デスクワークなどで同じ姿勢を長時間とり続けたときなどに起こりやすく、数時間で治まることも一日中続くこともあります。 緊張型頭痛は、肩や首、頭部の筋肉が緊張したり、神経が刺激されることによって痛みが起こると考えられ、精神的なストレスも影響があるとされています。

【群発頭痛】
若い男性に多く見られ、片方の目の奥が激しく痛むのが特徴です。起こり始めると、ある一定期間連日起こり、多くの場合、ほぼ決まった時間帯に1~2時間続きます。 群発頭痛では、目の後ろを通る内頚動脈で拡張が起こります。

【治療】
自分の頭痛のタイプに合った適切な治療によって、頭痛の頻度を下げ、程度を軽減させて、生活の質を向上させることができます。 片頭痛には、トリプタン製剤が有効です。片頭痛を起こしにくくする予防薬が使われます。予防薬には、カルシウム拮抗薬、抗うつ薬、抗不安薬などがあります。 緊張型頭痛の治療では、鎮痛薬が使われます。頭痛の頻度が高い場合などには、筋肉の緊張をほぐす筋弛緩薬や、抗不安薬などが使われることもあります。 また、慢性的な頭痛の予防に漢方薬を使用することもあります。

【頭痛日誌の活用】
頭痛の記録をとると、患者さんが自分の頭痛の特徴や頭痛のきっかけを知ることができ、医師にとっては、患者さんの頭痛のタイプを知るための重要な情報となり、正しい診断や治療の判断材料になります。

「記入する内容」
(1)頭痛の起こった日時
(2)痛みの程度
(3)薬を使用した日時や薬の量
(4)頭痛の経過

2009年 5月号


毎日暑い日が続き、そろそろ梅雨の時期に入りますね。皆様はいかがお過ごしでしょうか? 今月は肩こりについて取り上げてみます。

   肩こりには、大きく分けて『本能性肩こり』と『症候性肩こり』の2つがあります。

本能性肩こりとは・・・肩の使いすぎや疲れが原因です。 首の回りの筋肉の疲労が原因となって起こる肩こりです。重い頭と、両腕を首から肩にかけての筋肉で支えているため、かなり大きな負担がかかっています。肩を動かす筋肉には、さまざまなものがあります。肩の周りには僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋、首には胸鎖乳突筋などがあり、これらの筋肉が疲労して、肩こりや肩の痛みが生じやすいのです。また、筋肉が疲労して肩こりが起きると、筋肉の中に老廃物がたまり、血流が悪くなります。すると、老廃物が血液中にうまく排出されなくなり、こりや痛みが強くなるという悪循環がおきます。

症候性肩こりとは・・・
病気の症状の1つとして起こる肩こりで、主な原因は次のとおりです。
心臓の病気 心筋梗塞、狭心症など 強い肩こりや 肩の痛みが あるときは 医療機関を 受診してください。 のどや歯の周辺の病気 慢性扁桃炎、歯周病、顎関節症など 肩や首の病気 肩関節症、頚椎症、頚椎椎間板ヘルニアなど ストレスなど 心因性の肩こりなど

『肩こりを起こす理由』
冷えや睡眠不足、眼性疲労やかみ合わせストレスなどがあり、放っておくと、だるさや吐き気、頭痛などが出てきます。

【診察の流れ】
問診⇒視診⇒レントゲン⇒血液検査(何らかの病気が疑われるときは)
⇒CT、MRI(骨の病気が疑われるときは)   【肩こり改善のために】
病気が原因で肩こりが起こっている場合、原因となっている病気の治療が必要です。一方、筋肉疲労によって起こる肩こりは、肩こりを防ぐ姿勢をとったり、肩こりをほぐす運動を行うなどで改善することができます。ふだんから、よい姿勢を保つようにするとともに、肩こりをほぐす運動をしましょう。 病気が原因ではなくても、耐えられないほどの強い肩こりや、肩の痛みがある場合は医療機関を受診しましょう。当院では「トリガーポイント」「肩甲上神経ブロック」「星状神経節ブロック」などや、薬を使って肩のこりや痛みをとる「薬物療法」や、肩を温めて血液の循環をよくする「温熱療法」などが行われます。

【当院で処方される薬】
(1)筋肉の炎症を鎮めて痛みをやわらげる消炎鎮痛剤
(2)筋肉の緊張とこわばりを改善する筋弛緩薬
(3)肩こりとともに、冷えや生理トラブルがみられるときは、漢方薬が処方されることもあります。
〔漢方薬では、肩こりはその部分だけの問題ではなく、全身の血液の流れが滞った「?血」に原因があると考え、その人の体質や症状に合った漢方薬が処方されます。〕


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

☆当院からのお知らせ☆
ウォターサーバーを設置いたしました。4種のミネラルをバランスよく配合され、飲みやすくまろやかな口あたりの軟水です。宜しかったらご自由にお飲みください。

2009年 4月号


毎日暖かい日がつづき、桜も見ごろになってきましたね。公園でも出かけて自然の空気を楽しみたいですね。今月はエコー検査についてです。

【超音波検査】
超音波は、耳に聞こえないくらい周波数の高い音で、一定方向に強く直進する性質があります。超音波をからだの中に発信すると、その中の臓器の形や組織の状態によって、超音波はさまざまな物理的変化を受けます。その変化エコー(反射波)を受診し、画像化して診断するのが超音波検査です。

【超音波検査項目】
1.腹部エコー 2.心臓エコー 3.泌尿器エコー 4.甲状腺エコー 5.頚動脈エコー 6.乳房エコー

【注意事項】
腹部エコーの方は検査前日、夜9時以降の飲食は避けてください。 検査当日の朝も飲食はせず来院してください。 定期の内服薬がある方は少量の水で服用してください。 腹部以外の検査の方はいつも通り食事をしてください。 泌尿器の検査の方は、膀胱内に尿が溜まっていないと検査が出来ません。  検査前にはできるだけ排尿を我慢してください。 (我慢できない方は、看護師に声をかけてください。)

【腹部エコー】
腹部に超音波発振器(プローベ)を押しあて、診断装置に臓器の断層画像を映し出して観察します。腹部超音波検査では、肝臓、胆のう、膵臓、腎臓など、腹部内臓器の病変部を観察し、診断します。

【乳房エコー】
乳房の超音波検査では、しこりとして触れない微小な乳がんを発見する検査として、乳がん検診でも導入されるようになりました。しこりのほか、石灰化や拡張した乳管がみつかったら、乳がんを疑う重要なサインです。しこりが悪性か良性か区別できない場合、超音波下で細胞を採取して調べる穿刺細胞診が行なわれます。

【頚動脈エコー】
周波数の高い超音波を、頚部に発信し、動脈硬化がないか調べる検査です。頚動脈は内側から内膜、中膜、外膜の3層構造で成り立っていますが、超音波では内中膜の厚さを計測し、その肥厚の有無を調べます。頚部には脳に血液を供給する頚動脈、椎骨脳底動脈があり、これらの動脈硬化度を調べることで、とくに脳梗塞の危険度を推測できます。

【心エコー】
耳に聞こえないほどの高周波数の超音波を心臓に発信して、返ってくるエコー(反射波)を受診し、心臓のようすを画像に映し出して診断するのが心臓超音波検査です。超音波は、臓器や組織にあたると、ひずみが生じるので、心臓からのエコーを受診して画像に写し出し、心臓の形や動きを観察する検査法です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
毎週金曜日の午前にありましたエコー検査が、4月から土曜日の午前に変更になりました。予約制ですのでご不明な点がございましたら、受付に申し出てください。

2009年 3月


最近花粉症の患者様が増えてきました。鼻水、くしゃみが出る目がかゆい!!
なんて言う症状はありませんか?そこで今回は花粉症についてのお話です。

【花粉症とは?】
私たちの体には、ウイルスや細菌など異物が侵入すると、それを排除する「抗体」をつくり、体を守る、「免疫」という機能があります。体には害はなく、排除する必要のないものを体が異物と認識し、過剰な防護反応を起こすことがあり、こうして起こる病気をアレルギーといいます。

【花粉症の症状】
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみが主な症状です。花粉(アレルゲン)が体内に侵入すると抗体がつくられます。この抗体は、鼻の粘膜などにある(肥満細胞)に結合します。花粉が再び体内に入ると、花粉を排除するために肥満細胞から「ヒスタミン」や「ロイコトリエン」などの化学伝達物質が放出されます。 これらの化学物質が、鼻や目の神経などを刺激することで、花粉症の症状が現れます。花粉症は、20~30歳代での発症が多いのですが、最近は子供やお年寄りにも増えています。

【花粉症の診断】
問診でどのような症状がいつ起こるかを詳しく確認し、花粉症が疑われる場合に検査を行います。当院では(血液検査)血液を採取して、どの花粉に対する抗体をどのくらいもっているかを調べます。

【花粉症の治療法】
花粉症の対策療法で中心になるのが「薬物療法」です。花粉症の症状の現れ方は人によって異なり症状の強さも花粉の飛散時期や飛散量で変化します。患者さんのその時の状態に合わせながらさまざまな薬を使い分けます。主な薬の特徴として、抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬・点鼻薬・点眼薬・漢方薬などを処方されます。花粉症の改善には初期治療がなによりも大切です。症状が強くなると薬を使っても改善するのが難しくなります。しかし症状が軽いうちに薬を使い始めると、飛散時期を通して症状を軽減させることが可能です。日常生活も規則正しい生活に心がけましょう。

【対策のために行うこと】
花粉症は一度発症すると自然には治りにくい病気です。花粉症が悪化すると、治療をしても症状は改善しにくくなります。原因となる花粉と接触しなければ起こりません。花粉が多く飛ぶ天候を知り飛散量が多い時はできるだけ外出を控えましょう。 * 《外出時》
マスクやメガネ、晴れて風のある日は外出を控える。特に、雨が上がったあとの気温が上昇したときは要注意です。

* 《帰宅時》
衣類や髪についた花粉を払い落とすよう心がける事と、目を洗いうがいをしたり鼻をかんだりしましょう。

* 《在宅時》
部屋の中はいつも清潔にしこまめに掃除をしましょう。窓や戸を開けっ放しにしないように気をつけましょう。布団や洗濯物は花粉を払い落としてから取り入れる(できれば外に干さない)

☆早く花粉のシーズンが終わるといいですね☆

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

掲示板だより
今回は来院されている患者さんの俳句を載せさせていただきます。
『平成20年度NHK全国俳句大会で入選なされました作品です』

備 長 の 赫 き 炎 や 蜆 汁

作:佐藤 賢

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

次回号をお楽しみに!!





ホームお知らせ当院のご案内医師のご紹介初診の方へアクセスお役立ち情報患者さまより頂いた写真メディア掲載
帯状疱疹研究所|筋膜リリース研究所

個人情報保護方針


ホームお知らせ当院のご案内医師のご紹介初診の方へ
アクセスお役立ち情報患者さまより頂いた写真
メディア掲載| 帯状疱疹研究所|筋膜リリース研究所

個人情報保護方針